ちなみに、ブラッド・レッド・シューズという名前は、1930年代～アメリカのダンサー・俳優、フレッド・アステアの相手役、ジンジャー･ロジャースがひたすら踊り続けて、白いダンスシューズが血で真っ赤に染まったという話から取られたバンド名。 ソールド・アウトを記録した7インチ・レコードを4枚リリースしたのち、V2レコーズと契約し2007年6月にシングル「It‘s Getting Boring By The Sea」リリース。これもソールド・アウトし、「今年のブレイク予測」トップ10リストにも選出されるなど、UKでは期待の新人として大きな注目を浴びるなか、2008年3月デビュー・アルバム『Box of Secrets』を発表、高い評価を受ける。 精力的にライブをこなし、数多くのツアーとフェス出演を重ねてきた彼らは、ライブ・バンドとしての評価も高く、イギリスのみならず、フランスやドイツ、そしてここ日本でも多くのファンを獲得。アメリカのグランジやパンクから強く影響を受けた音楽はもちろん、そのビジュアルも注目を浴びており、UKではファッション撮影での露出や、ブランドからのタイアップオファーなど、ファッション業界からも熱い視線が寄せられている。2008年から09年にかけて、徐々に曲を書きためてはライヴで試すというプロセスを繰り返し、少しずつ新曲を形にしていったという。その後、デビュー・アルバムを手掛けたマイク・クロッシーを再びを迎え、レコーディングを開始。完成した待望のセカンド・アルバム『Fire Like This』は、2010年2月発売を予定している。