2008年 12月にはソロ公演が実現（東京、大阪）。これまでのバンド編成とは異なる、ピアノ、チェロというシンプルな編成のアコースティック・サウンド、そして何よりも力強く艶やかな彼のボーカルにオーディエンスは酔いしれた。ライブ終了後、特別に実施されたミート＆グリートでは、参加者ひとりひとりに丁寧に応対し、参加者のブレットへの思いをじっくりと受け止めていた姿も印象深い。
2010年3月24日には、アルバート・ホール（ロンドン）にてスウェード感涙の再結成が実現！今年12月にはO2 アリーナ（ロンドン）公演の他、ヨーロッパ・ツアーが決定するなど、ファンを狂喜させている。彼の最新作はソロ・アルバム第3弾となる『スロウ・アタック』。レオ・エイブラハムズ（ブライアン・イーノ、ニック・ケイブ他）をプロデューサー、共作者として迎えた作品。オーボエを始めとする木管楽器が多用されており、ゴージャス＆リッチで、何ともいえない牧歌的雰囲気を醸し出しているサウンドと、彼の説得力のある落ち着いたロック・センス溢れるボーカルが出会った本作。前作が非常にシンプルで内省的な印象だったのとは対照的に、今作は未来を見据えるかのような広がりを感じさせる。今作でも至高のボーカルを堪能！そんなブレット・アンダーソンの一夜限りの来日公演が決定！スウェード再結成の話題で盛り上がる中、どんな内容のパフォーマンスを披露してくれるのか、期待は高まるばかりだ。