UPCOMING ARTIST | ライヴ・チケット・アーティスト情報

LOUD & METAL ATTACKが今年も開催決定!


ACTS : AMORPHIS / VON HERTZEN BROTHERS / STAM1NA / ARION
THE BLANKO / Jupiter(from Japan)

お知らせ

公演日程・チケットチケットに関するよくある質問

公演日・会場
5/24(土)東京 新木場STUDIO COAST
OPEN 14:00 / START 15:00
TICKET発売
当日券:14:00~会場当日券売場にて販売
¥7,300-(税込/All Standing/1Drink別)
4/12(土)10:00~
TICKETS ¥6,800-(税込/All Standing/1Drink別)
※未就学児(6歳未満)入場不可
イープラスeplus.jp
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:229-197
ローソンチケット:0570-084-003 Lコード:75687
※0570で始まる電話番号は、一部携帯・PHS不可
INFO クリエイティブマンTEL:03-3499-6669
主催:MUSIC FINLAND / クリエイティブマンプロダクション

about FINLAND FEST
2005年開催にFINNISH MUSIC DAYSとして初開催、2007年にはFINLAND FESTと名前を変えながら、徐々にFINLANDのメタルに焦点をあてたイベントとして成長。これを受け2010年開催時にはFINLAND FEST –METAL ATTACK-と題しメタル・アクトに絞ったラインナップで、初のSOLD OUT公演となった。

そして2011年には開催以来初めて日本からのゲスト・アクトを迎え、日本とフィンランドの交流という新たな方向の模索も開始。またこの2011年開催もSOLD OUT公演となり注目度の高さを証明した。2012年もFINLAND FEST-METAL ATTACK-の定着を感じさせる安定した動員で、それに応えるべくアーティスト達も白熱のパフォーマンスを見せた。

FINLAND FEST archives
■2005年
METAL SHOWCASE 5/12(木)@LIQUIDROOM acts:TWILIGHTNING/TO DIE FOR/ENSIFERUM/KIUAS
ROCK SHOWCASE 5/14(土)@原宿ASTRO HALL acts:THE 69 EYES/DEEP INSIGHT/TIGERBOMBS/BOOMHAUER
■2006年
METAL SHOWCASE 5/24(水)@LIQUIDROOM acts:NORTHER/AMORAL/PAIN CONFESSOR POP/ROCK SHOWCASE
5/26(木)@duo MUSIC EXCHANGE acts:PRIVATE LINE/MUMMYPOWDER DON JOHNSON BIG BAND/SLOW
■2007年
5/25(金)@LIQUIDROOM acts:STRATOVARIUS/APOCALYPTICA/VON HERTZEN BROTHERS/THE CRASH
■2008年
5/29(木)@LIQUIDROOM acts:ARI KOIVUNEN/LOVEX/NEGATIVE/STURM UND DRANG
■2009年
5/29(金)@LIQUIDROOM acts:CARMEN GREY/SUNRISE AVENUE/NAKED/INDICA/TV OFF STALINGRAD COWGIRLS/TOP BILLIN/GUEST PRESENTER: MICHAEL MONROE
■2010年
5/29(土)@LIQUIDROOM acts:POISONBLACK/TAROT/TURISAS/BEFORE THE DAWN
■2011年
5/28(土)@LIQUIDROOM acts:KORPIKLAANI/LAPKO/MYGRAIN/MOONSORROW special guest:OUTRAGE
■2012年
5/26(土)@LIQUIDROOM acts:AMORAL/INSOMNIUM/PROFANE OMEN/SWALLOW THE SUN special guest:ANTHEM
■2013年
5/25(土)@STUDIO COAST acts:NIGHTWISH/TURISAS/MOKOMA/JESSICA WOLFF/LIV MOON/OMNIUM GATHERUM

Biography

AMORPHIS
形を持たないことを意味する「amorphous」からエサ・ホロパイネン(g)がバンド名をAMORPHISと決め、ヤン・レックベルガー(ds)と共に地元フィンランドはヘルシンキでバンドを結成したのが90年秋のこと。ギタリスト兼ヴォーカリストとしてトミ・コイヴサーリと、ベーシストのオーリ=ペッカ・ライネを迎え入れ、フィンランドのデス・メタル・シーンでのデビューへ向けて本格的に始動する。

91年、バンド初のデモにアメリカのRelapse Recordsが興味を示し、同年5月には6曲入りのデモテープを制作。そのうち2曲が7インチ・シングルに収録され、このシングルをもって目出度くAMORPHISはデビューを飾るのである。93年、1stフル・アルバム「THE KARELIAN ISTHMUS」が発表される。ヨーロッパではNuclear Blastを介してリリースされた。

そして94年、メロディック・デス・メタル史上に残る傑作「TALES FROM THE THOUSAND LAKES」を生み出す。この作品は、フィンランドの叙事詩であるカレワラに基づいて制作されたコンセプト・アルバムであった。「THE KARELIAN ISTHMUS」のレコーディングではドラマーのヤンが弾いたピアノであったが、「TALES~」では専任キーボーディストとしてキャスパー・マーティンソンがプレイ。

その後キャスパーが脱退。バンドは後任にキム・ランタラを迎えるとともに、ドラマーを元STONEのペッカ・カサリにチェンジ。そしてサウンドの幅を広げるために専任シンガーとしてパシ・コスキネンを加入させる。新たなラインナップとなったAMORPHISは、96年に3rd「ELEGY」をリリース。プログレッシヴ・ロックの要素をも融合させた「ELEGY」は、ギター・リフをメインにしたサウンドから、歌、そしてメロディを主体とした音作りへと変貌を遂げた。そして同年12月には初来日公演が実現。その後キム・ランタラの脱退がありキーボーディスト不在のまま作られた4thアルバム「TUONELA」(99年)であったが、作業が進むにつれてKYYRIAの鍵盤奏者サンテリ・カリオがゲスト参加。「TUONELA」はシタールなどをフィーチュアしたギター・アルバムで、これまでと違った趣を持った作品となった。

00年、オーリ=ペッカ・ライネがバンドに専念できずに脱退、解散したKYYRIAから二クラス・エテレヴォリ(b)が加入。同じくKYYRIA解散により、サンテリ・カリオがフルタイム・メンバーとなった。そのラインナップで01年に制作された5thアルバム「AM UNIVERSUM」ではこれまで以上に様々な音風景を展開し、キーボードとサックスを据えたAMORPHIS史上もっともサイケデリックな作風となり、シングル「ALONE」は、フィンランドのナショナル・シングル・チャートで3週連続第1位を記録した。なお、この作品を最後にバンドはRelapse Recordsを離れる。

Relapseを離れたバンドは、メジャーのVirgin/EMIとヨーロッパで契約を交わす。新たなパートナーを得たバンドにオリジナル・ドラマーのヤンが復帰して放たれたのは、6thアルバム「FAR FROM THE SUN」(03年)であった。が、翌年の北米リリースに伴うアメリカン・ツアーは中止となった上、9年間AMORPHISの顔として努めてきたパシが脱退、フロントマンを失う。そしてバンドは元SINISTHRAのトミ・ヨーツセンを迎え入れ、新たにNuclear Blastと契約。またもカレワラをもとに制作された7thアルバム「ECLIPSE」(06年)は、初期AMORPHISサウンドを踏襲しつつ、非常にヴァラエティに富んだ作品に仕上がり、多くのファンはAMORPHIS復活を喜んだ。シングル「HOUSE OF SLEEP」は、母国ナショナル・シングル・チャートで堂々初登場1位を獲得。

07年、8th「SILENT WATERS」を発表。同年10月、『LOUD PARK 07』で約11年振りの来日を果たした。09年5月には、通算9作目「SKYFORGER」をリリース。2010年、結成20周年を迎えたバンドは、「MAGIC & MAYHEM - TALES FROM THE EARLY YEARS」なる、初期の名曲をリレコーディングしたアルバムを発表。そして2011年、通算10作目となるオリジナル・スタジオ・アルバム「THE BEGINNING OF TIMES」をリリース。直後には、CHILDREN OF BODOMのジャパン・ツアーのヴェリー・スペシャル・ゲストとして来日。

2012年5月には、16年振りの単独ツアーで来日を果たす。同年6月4日、METALLICAをヘッドライナーとした『Sonisphere Festival』のフィンランド公演に、MACHINE HEAD、GOJIRA、GHOSTとともに出演。2013年4月に11thアルバム「CIRCLE」を発表し、『LOUD PAKR 13』に出演を果たした。
Jupiter
“新たな時代”の到来。まさにそう称するべき状況が世界各国で顕在化している。特に2000年代半ば辺りから、日本のポップ・カルチャーへのワールドワイドな関心の高まりが様々に報道されてきたが、音楽シーンに関して言えば、いわゆるヴィジュアル系とカテゴライズされるバンド群が、とりわけ大きな注目を集めているのは周知の通りだ。

 しかし、何でも新鮮に受け止められた一時期のブームは去り、今や真なる魅力を持つ存在でなければ見向きもされなくなりつつある。それゆえに、Versaillesの活躍には目を見張るものがあった。自身が思い描く、スタイリッシュな究極のロックを存分に提示し、欧州や北米のみならず、南米からも招聘されるなど、グローバルな展開を押し進めてきた約6年間。傍からは順風満帆に映っていたからこそ、2012年12月をもって彼らが活動を休止するとの発表には多くの人が耳を疑った。現に涙したファンも少なくなかったはずだ。  メンバーそれぞれの次なる進路が気になっていたところ、突如として明らかになったのがJupiterの始動だった。これを驚愕と言わずして何と表現すべきだろうか。ラインナップにはVersaillesの演奏陣であるHIZAKI(g)、TERU(g)、YUKI(ds)、MASASHI(b)がそのまま名を連ね、ZIN(vo)なるシンガーが迎えられていたのである。

 結成の経緯については各方面で彼らが自らの言葉で話しているが、何よりも惹き付けられたのは、この5人がいかなる創造物を生み出すのかという一点だった。履歴を踏まえれば、大局的にはヘヴィ・メタルを基盤とした、メロディックかつドラマティックな音楽性になることは充分に予測できる。とはいえ、それが単なる予定調和の範疇で収束するはずがないことも明らかだった。

 今春、偶然にも顔を合わせたHIZAKIはJupiterについて、「自信があります。楽しみにしていてください」と鋭い眼差しで語っていたが、代表曲の筆頭になるであろうデビュー・シングル『Blessing of the Future』に続いて、ようやく1stアルバム『CLASSICAL ELEMENT』が届けられた。一聴して感じたのは、ポジティヴな意味での“期待通り”の仕上がりである。こちらの過剰な要求にも応えている作品と言い換えてもいいだろう。叙情味溢れる美旋律を随所に配した珠玉のマテリアル。シンフォニックなアレンジで劇的に響かせるものから、アグレッシヴな音像を叩きつけるもの、じっくりとサウンドスケープを堪能させるバラードまで、いずれにもJupiter独特のグルーヴが息づいている。