UPCOMING ARTIST | ライヴ・チケット・アーティスト情報

LOUD & METAL ATTACK
SONATA ARCTICA をヘッドライナーに迎え2015年の開催が決定!

SONATA ARCTICAのフィンフェスでのライヴは、デビュー15周年を迎えリレコーディングリリースされた
デビュー作「Ecliptica」の楽曲を丸ごとプレイするスペシャル・ライヴ!

今回の第二弾発表ではLOUD PARK 2013以来2度目の来日となる
スラッシュ・メタル・バンドLOST SOCIETY、
そして哀愁漂うメロディックなギターリフと野太い雄叫びを月夜に響かせるWOLFHEART
オールド・スクールなスピード・スラッシュ・メタル・サウンドを聴かせるRANGER
そしてオーセンティックなハード・ロックを聴かせる若手SHIRAZ LANEの出演が決定!


ACT:
SONATA ARCTICA / LOST SOCIETY / WOLFHEART / RANGER / SHIRAZ LANE

お知らせ

公演日程・チケットチケットに関するよくある質問

公演日・会場
2015/5/23(土)東京 新木場STUDIO COAST
OPEN 14:00 / START 15:00
TICKET発売
当日券:14:00~会場当日券売場にて販売
¥7,500-(税込/All Standing/1Drink別)
3/21(土)10:00~ TICKETS ¥7,000-(税込/All Standing/1Drink別)
※未就学児(6歳未満)のご入場をお断りさせていただきます。
イープラスeplus.jp
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:258-347
ローソンチケット:0570-084-003 Lコード:73458
※0570で始まる電話番号は、一部携帯・PHS不可
INFO クリエイティブマンTEL:03-3499-6669
主催:MUSIC FINLAND / クリエイティブマンプロダクション

SONATA ARCTICA
Tony Kakko
Elias Viljanen
Tommy Portimo
Henrik Klingenberg
Pasi Kauppinen

「我々は音楽を創造する者で、夢を見続ける者」-アーサー・ウィリアム・エドガー・オショーネシー(1844-1881)

SONATA ARCTICAに会うためだけに遠路はるばるやってくるファンや、彼らがハイスピードでキーボードが炸裂するメロディアスなヘヴィ・メタル・ミュージックを演奏すると会場内のみなの声がかすれるまで大合唱するシーンは、彼らにとってそう珍しいことではない。

多くの心を躍らせ、アドレナリンが放出しまくる究極のハイを求めるファン達の音の灯台となっている、フィンランドの光と希望のアンバサダーである彼らは、賞を受賞するようになった今を十分に楽しむだけの長い下積みを経験してきた。フィンランド語で<夢>を意味するタイトル『Unia』と名付けたニュー・アルバムは明確なプログレ、シアトリカルの路線の作品だ。オリジナル・メンバー/リード・シンガー兼リリシストのTony Kakkoは、2005年に彼がフィンランドのアイドル発掘番組(USの『アメリカン・アイドル』のような番組)で優勝したAgnes Pihlavaに書き下した曲の”Thinking outside the box”(型にはまらない考え方)エピソードにインスピレーションを受けて、自由に創造した。 そんな彼らのバックグラウンドを少し紹介したい。

フィンランドのケミの森林北部にある村(人口2万3千人)で結成された。バンドのコア・メンバーは、Tony Kakko (ヴォーカル&キーボード), Jani Liimatainen (ギター), Marko Paasikoski (ギター), Tommy Portimo (ドラムス) and Pentti Peura (ベース)。バンドは結成当初Tricky Beansという名で活動し、”Friend Till The End”、”Agre Pamppers”、”PeaceMaker”3曲のデモをプロデュースした。その後、4曲目のデモ”Fullmoon”を録音するまでの間にバンドのメンバーが入れ替わったのを機に、Tricky BeansからTricky Meansにバンド名を変えた。”Fullmoon”のデモによって、Spinefarmレコーズとのレコード契約を手に入れたバンドは、2度目の、そして、最後となる改名をした。その新たな名前が、SONATA ARCTICAだ。1999年に『Ecliptica』(Tico-Ticoスタジオ録音)がリリースされた後、ヴォーカリストで当時はキーボードも担当していたKakkoがシンガー、そしてソングライターに専念することを決め、ライヴでのバンドのインパクトを強化すべくMikko Harkinを招き入れた。『Silence』(彼らのセカンド・アルバムで、これもTico-Ticoスタジオ録音)を完成させただけでなく、2001年にはフィンランドのレコード協会(FRIA)より新人賞を与えられ、<Monsters Of The Milleniumツアー>で、アリス・クーパー、ディオ、ラットの前座をフィンランド代表として務めたり、あの有名なWacken Open Airフェスティバルでのパフォーミング、大成功を収めた日本ツアー、そして、ドイツのトップ・パワー・メタル・バンド、ガンマレイとのヨーロッパツアーに参加。

(『Ecliptica』が3万枚の売り上げを記録した)日本のファンへの感謝の気持ちを伝えるため、SONATA ARCTICAは2001年の東京公演を収めたキャリア初のライヴ・アルバム『Songs Of Silence』を2002年にリリースした。そのツアーの終わりでHarkinがバンドを脱退、SONATAは新たなキーボード・プレイヤーを探していた時、バーで(!)面接をしてHenrik Klingenbergを新メンバーとして迎えることになる。2003年のTico-Ticoスタジオで録音した作品『Winterheart’s Guild』では、KakkoとStratovariusのJens Johanssonがキーボードを弾いていたが、ソールドアウトとなった日本来日8公演、フィンランドとフランスのツアー、そして、ヨーロッパ中のサマフェスでは、Klingenbergのライヴでの演奏力が試されることになった。『Winterheart』からのファースト・シングル、”Victoria’s Secret”は、エミネムを抑え、フィンランドでNO.1シングルとなった。『Winterheart’s Guild』は自国でトップ10アルバムとなっただけでなく、Nuclear Blastとの契約を導き、FRIAより再びEmma アワードをノミネートされ、日本ではIron Maidenのオープニング・アクトとしてステージに立った。勢いつくSONATAはケミのTico-Ticoスタジオへ戻り、4枚目のアルバム『Reckoning Night』を録音し、Finnvoxでミックスした。その作品からのファースト・シングル”Don’t Say A Word”はフィンランド・シングル・チャートですぐにNo.1となり、トップ10チャートに6週連続ランクインした。アルバムはフィンランドでは2位、ノルウェイで68位、ドイツで77位、スイスで85位となった。フィンランドのTuska Open AirやドイツのSummer Breeze、UKのBloodstock等のフェスティヴァル参加は、その後ヨーロッパで行われた彼らの同胞Nightwishとの<Finnish Invasion>アリーナ・ツアーのためのウォームアップとなった。Terrorizer誌は「中毒性があり、聴く者をとてつもなく高揚させ、犯罪的なまでに洗練されている。SONATA ARCTICAは、大型船の船首に立って、はるかかなたの水平線に向かってドラマチックに指を指したくなってしまうようなメタルを作っている」と大絶賛。

彼らのセカンド・アルバム『Silence』がゴールドを獲得したニュースを聞いた後に、SONATA ARCTICAは再びフィンランド国内のツアーを敢行し、Nightwishと共に北アメリカへ向かった。USツアーがキャンセルとなったものの、バンドはNew England Metal & Hardcoreフェスティヴァル等、東海岸の9か所でショーを行った。その時の観客の反応からも、ヘッドライナーとしてのツアー敢行は必至だった。2005年12月、『Winterheart’s Guild』がフィンランドでゴールドを獲得、SONATA ARCTICAは北アメリカのファンも増え、2006年1月2月のショーはソールドアウト、観客は一緒に歌っていた。USツアーの最中、2004年の『Reckoning Night』が彼らにとって3枚目のゴールドに認定され、世界中で10万枚売り上げた。彼らのライヴ・ショーの素晴らしさを知ってもらうため、DVD『For The Sake Of Revenge』を2006年に発表。2005年2月4日、5日日本/東京の渋谷AXに集まったSONATA ARCTICAのファンを、総立ちの観客をバックステージの世界へ導いた。

必ず成功するはずの要素だらけのSONOTAメンバーは、独りよがりのソングライティングをするよりも、野望を叶えるためのリスクを背負うほうがマシだという。バンドとして『Reckoning Night Revisited』をいとも簡単に書くことが出来る中、『Unia』は変化こそが魂の糧であり、若いバンドとして、チャレンジすべき音楽スタイルがまだまだエンドレスに続くことを示した。”The Harvest”にはブズーキをフィーチャーしている。そのエクゾチックな楽器によってアルバムがプログレッシヴになるわけではないが、その楽器があることによって、新たな挑戦と表現するにおいて創造性に富んだ想像力を発揮することが出来る、決定的鍵となっていることは間違いない。Kakkoの感情的なヴォーカル(”Paid In Full”) や、KingenbergのキーボードとLiimatainenのギターがほとばしり((“In Black And White”)、メッセージ性の強いリリカル・テーマ(“Caleb”),、SONATAが”It Won’t Fade”で見せた狼のマスコットの再登場などは昔のまま。アルバム1位獲得目前、Ozzy Osbourne (!)を抑え、”Paid In Full”でが本国シングルチャート1位となったことは、アルバムも1位となるのも同然。SONATA ARCTICAは、夢は現実になり、実現とするためにはどんな夢を見るのか、、そして、なぜ夢を信じて損はないのかを体現している。

LOST SOCIETY
Samy Elbanna - ギター&ヴォーカル
Arttu Lesonen – ギター
Mirko Lehtinen – ベース
Ossi Paananen – ドラムス

今世紀最も成功が約束されたフィンランドの新鋭バンドとして知られるLOST SOCIETYが、2014年仇討をしにカムバック。

2010年ユヴァスキュラで、スラッシュ/スピード・メタル・マニアだったSamy Elbannaによって結成された。彼はフロントマンとして、同じ情熱を持った仲間達を集めバンドとして活動を始め、すぐに、スカンディナヴィアで最もエネルギッシュな国際的バンドとなっていった。

彼らのセカンド・アルバム、LOST SOCIETYは、その評判に太鼓判を押す作品となった。若い情熱という炎の中、気ままな遊び心というハンマーで鍛え上げられ、新鮮で、手堅く、エネルギッシュな彼らの楽曲の数々が最も共感を呼んでいる少し横柄な彼らのスタイルで表現されたとき、もうLOST SOCIETYに敵う者はいないだろう。まさにシーンの代名詞と言っても過言ではない。長年活動しながらも、常にアドレナリンが放出された血の滴りを感じる作品を作り続けている。

本作は、有名なソニック・パンプ・スタジオ(FINNTROLL, SONATA ARCTICA, OMNIUM GATHERUM)で、Nino Laurenne (AMORPHIS, ENSIFERUM, LORDI)のプロデュースで制作された。エネルギッシュかつ暴走貨物列車的スピードでスラッシュ・オリンピックへ坂を転げ落ちていくように、彼らフィン人はこの新しいレコードを創り上げていった。これほどブッ飛ばされるレコードはあるだろうか?!

WOLFHEART
Tuomas Saukkonen - ギター、ヴォーカル
Mika Lammassaari –リード・ギター
Joonas Kauppinen – ドラムス
Lauri Silvonen - ベース、バック・ヴォーカル

フィニッシュ・メタル・シーンで最も過労気味で、最も過小評価されている男、 Tuomas Saukkonen は、2012年、これまで発表してきたメタル・ミュージックのプロジェクト全てを抹消し、ゼロからやり直すを発表してみんなを驚かせた。

『Before The Dawn』、『Black Sun Aeon』、『Dawn Of Solace』、『RoutaSielu』は、2013年2月23日、これらの作品に収められた全曲を演奏するという最後のアコースティック・ショーをもって、とどめを刺されたことになる。
フィンランドの音楽メディア、KaaosZineに掲載されたインタビューでこの決断の理由を訊かれたSaukkonenはこう答えた。「バンドを継続させていただけで、それでいいのかと思うようになったんだ。音楽を創る情熱を失ってしまったんだよ。その情熱があったからこそ『Black Sun Aeon』、『RoutaSielu』、『Dawn Of Solace』、『The Final Harvest』のようなたくさんのサイド・プロジェクトが生まれたんだ。これらのバンドでは自分にクリエイティヴ・コントロールがあって、自分がやりたいように作れた。そして、『Before The Dawn』が完成した時、目の前のテーブルに並んだもの全てを片付けて、真っ新なところから始めることが不可避だと確信したんだ。」と。
彼の新たな音楽の基盤に関して彼は、「自分のやり方でこのプロジェクトを続けるつもりだが、この新たなプロジェクトがこれまでと最も違う点は、『Before the Dawn』の時のようなエネルギーと、ローチューニングしたダークで、ヘヴィ―で、叙事的な雰囲気の『Black Sun Aeon』をミックスしたようなバンドを作ることだ」と言う。

彼は自分のクリエイティヴ・ジュースを数え切れないほどのプロジェクトに注ぎ込んできた長年のキャリアを捨て、2012年、Saukkonenはたった1つのプロジェクトに集中し生み出したのが、Wolfheart― やっと彼が自分らしく、自分の音楽的才能の全てを吸い上げ、1つの作品に注ぎ込んだ音楽の形。メロディアスで希望に溢れ、アコースティックで繊細、残酷なブラック/デス・メタルなのか、ムードの破壊か、”Winterborn”はこれまでに聴いたことがないようなあらゆるものがミックスされている。

Saukkonenのウィンター・メタルは、心の在り方、そこにある全ての冷たい音に影響され、丹念に計算されたのち、完璧なまでの平静に息づいた。心のキャンバスに描かれている凍りきった風景のように残酷でありながら、野獣の心のように温かく鼓動している。残酷さの裏で、複雑でデリケートで、繊細で、美しい雪の結晶のようなユニークなディテールが存在している。Wolfheartの楽曲は荘厳な心の奥で燃え上がる炎のようだ。

Saukkonenは、Mika Lammassaari (Eternal Tears Of Sorrow, Mors Subita)が唯一ギター・ソロでゲスト参加した以外、全ての楽器を自分だけで演奏し、全てのヴォーカルを入れて録音した『Winterborn』を発表した。新作に込めた自信は、今回、自ら出資してアルバムを出したことからもうかがえる。そんな命がけの信念を貫いた結果、オフィシャル・フィニッシュ・アルバム・チャートで第7位、そしてオフィシャル・チャートには反映されない専門レコード店でのセールスで定められるオルタナティヴ・インディー・チャートRumban Listaでトップに輝いた。何よりも、Saukkonenにとって喜ばしい報酬は、『Winterborn』が評論家の間で大絶賛されたことだろう。彼のプロジェクト『Winterborn』の成功を受け、本作は毎年発表されるレコード・ストアÄx顧客人気ランキングで2013年のベスト・デビュー・アルバムに選ばれた。Tuomasの挑戦が見事に報われた瞬間だ。Wolfheartは今後も活躍するバンドとして残るはずだ。

2014年春制作したセカンドアルバムからこの4人のメンバーはバンドとして、Shade Empireと共にフィンランドをツアーして回り、2014年夏は、国内(Nummirock、Ilosaarirock)、ヨーロッパ各地(Rock Harz、Summer Breezu)等のフェスティヴァルを征服していった。

SpinefarmレコーズがWolfheartと契約をした理由はたくさんある。逆にこんなに素晴らしいプロジェクトをパスする理由がない。より幅広く配給されるべきであり、Saukkonenだけの力だけではどうにもならなかったであろう国際的活動をすべきだからだ。

Tuomasは喜びに満ちてこう言った。「汗と涙と血を注ぎ込んで自主出版、配給したデビュー作『Winterborn』を世界的にリリースできるなんて心の底から嬉しく思っている。そうしてくれるレーベルに、新生Spinefarm以外のレーベルは考えられなかった。『Winterborn』の再発の日を指折り数え、Wolfheartのセカンド・アルバム『Shadow World』も完成間近だ。2015年は2枚のアルバムが出ることになる。」と。 『Shadow World』はフードを被った男と狼が引くソリは、スローダウンする様子は全くなさそうだ。乗り心地を楽しんでほしい。私達の目の前には広大な氷が広がっている。顔に突き刺さる突風の中、凍りきった大地に痕跡を残す。そして再び自分自身を見つけ出し、雪に埋もれ、骨まで凍りつき、冷たい野生に生きる肉食動物達から低体温症が私達を救ってくれることを祈る。春の太陽がもうすぐ私達の骨の残骸を明らかにしてくれると安堵しながら。。。

RANGER
Dimi Pontiac - ベース&ヴォーカル
Miko – ドラムス
Mikael – ギター
Ville – ギター

「フィニッシュ・ヘヴィ・メタルの未来を見た。1980年代のルックスとサウンド、レザーの香り、そして、灯油の味がした。その名は、Rangerだ。」– Mervi Vuorela, Rumba Magazine 2013年9月

2008年の終わり、ヘヴィ・メタルへの情熱を抱く4人の子供達がいた。自分達のおこずかいは全てレコードに費やしていた。すぐに、ヘヴィ・メタルをただ聴いて、古いコンサートのヴィデオを観て、ヘッドバンギングすることだけでは物足りなくなっていった。そこで彼らは、フィンランドで最も高速かつ最もラウドなヘヴィ・メタル・バンドを結成することを決意する。

以前からメンバー全員がそれぞれバンドでの活動を経験し、全員が楽器をプレイすることが出来たため、バンド結成もアッと言う間だった。バンドのメンバーは全員、Anthraxの”Fistful Of Metal”に夢中になっていたため、バンド名は結成当初はTurbinであった。そんな駆け出しのバンドは、Anthrax、Saxon、Angel Witch等のカヴァー・ソングを演奏していたが、すぐに自分達のオリジナル楽曲も作るようになっていった。ちょうど同じ頃、Turbinはバンドのコンテストで演奏する機会を得て、バンドとして公式の場で初のギグを行った。

2009年5月、Turbinはバンド名をRangerに改名し、初めてのデモ曲となる”Enter The Zone”をレコーディングした。50枚以上のCDRにコピーされたデモは、効率よくプロモーションをするため、2009年にドイツで行われたKeep It Trueフェスティヴァルにおいて、タダで配られた。そのデモが、Ektroレコーズの代表、Jussi Lehtisaloの目に留まることになったが、その時は、まだ本格的に物事が動く段階ではなかった。

2009年~2011年、バンド活動を休止していた彼らに本当の転機が訪れる。Mikoが新しい曲のアイディアを思いつき、何度かリハーサルを行ったが、その後、ベース・プレイヤーのJokebiが脱退。ヴォーカリストのDimiがベースも担当することになた。2011年、数々の新たな曲が生まれ、Rangerは念願叶い、ライヴ活動を開始。2011年11月、ドラマーのVilleがバンドを脱退したことで、ギタリストのMikoがドラムを担当することになり、現在のトリオの構成となった。

トリオとして、Rangerは2012年の終わりには、4トラック・テープ・レコーダーで2曲目のデモ”Metal Gear”を録音した。昔からのバンドの友人であったVekeがギタリストとしてバンドに参加することになった。”Combat Metal”のデモは2013年に録音され、その後、ショーのオファーが絶え間なく続くことになった。4年間の経験を経て、いくつかのレコード会社から契約のオファーが舞い込むようになった。フィンランドのレーベル、Ektroレコーズが契約を獲得し、レーベルの新バンドは彼らのデビュー・ミニ・アルバム『Knights Of Darkness』を録音した。

フィニッシュ・メタル・シーンに水素爆弾のように投下されたRangerは、久しぶりに本物のパウンディング・メタルを聴かせるバンドとして注目された。ヴォーカリストは襲い掛かるバンシー(註:アイルランド、スコットランド民話に出てくる、家族に死者が出ることを泣いて予告する女の幽霊/妖精)のように、ツイン・リード・ギターは背筋を凍らし、ドラムは貨物列車が脱線したかのような激しい衝撃を叩き込んでくる。<スカル・スプリッティング・メタル(頭蓋骨を真っ二つに割るメタル)>という新語まで作り出したRangerが送り込んできたその爆発的威力のミニ・アルバムの頭から最後まで全てに込められた彼らの炸裂するエネルギーとパワーが、聴く者の頭を真っ二つにするほどの威力があることを彼らは知らしめたのだ。熱気漂うマーシャルズ、強打されるドラム、顔が溶けてしまうほどの叫びとリフのパワー・スラッシング・ヘヴィ・メタルを聴くだけでも、何かをぶっ壊したくなるはずだ。

2013年、バンドはフィンランドのBlow Up That Gramophoneブッキング・エージェンシー/マネージメントと契約、Tuska Open Air, Jalometalli, IlosaariRock, PorispereやドイツのKeep It Trueフェスティヴァルのステージを踏んでいる。

Ektroレコーズにおける最後の作品として、2014年夏、『Shock Skull』という7インチEPを発表、続けてEktroが企画発売したコンピレーション『Skull Splitting Metal!』にも参加した。このコンピレーションには、2009年の”Enter The Zone”デモから”Shock Skull”EPまでの全てのRanger作品が収録されているだけでなく、”Touch Of Death”の未発表デモ・ヴァージョンも収録されている。

2014年末までに、Rangerは国内の音楽関係のメディアや音楽業界で知らぬ者はいないほどの存在となった。普通であればヘヴィ・メタルにアレルギー反応を起こしていたRumba誌でさえも、フィンランドで最も成功しそうな12組のアーティストに選ばれた。もちろん、唯一のメタル・バンドとして。Soundi誌は、MARS (Music Assembly Reserch Showbusiness)コンフェレンスにおいて、彼らをお気に入りのバンドとして選出。評論家達の間でも人気を誇り、国内最大の新聞Helsingin Sanomatは、フィンランドで最も興味深い新しいメタル・バンドの2位に彼らを挙げた。

Rangerは2015年、Spinefarmレコーズから初のフルアルバム『Where Evil Dwells』を発表する。バンドは今後、Puntala Winter Attackインドア・ミニ・フェスティヴァル、フィニッシュ・ヘッドバンガー達の夏のハイライトともいえる、NummirockとノルウェイのBeyond The Gatesフェスティヴァルでプレイすることがすでに決まっている。

思い切り頭をバンギングして、Rangerを大音量で聴いてくれ!ご近所さん達にも聴こえるように!

SHIRAZ LANE
この1行でわかってもらえるだろう。The Darkness、Skid Row、Hardcore Superstar、そして若い2010年代のエネルギーが融合したら、これ以上最高のパーティーはないのではないだろうか。
最も才能に溢れ、将来が約束されているフィンランド出身のハード・ロック・バンドの1つを紹介したいと思う - Shiraz Lane!

メンバー全員が20代前半の彼らだが、すでに数多くのライヴ・ショーをこなし、プロフェッショナルな姿勢で、どこでもいつでもライヴ演奏をする意欲に溢れている。フィンランドのハード・ロック・カフェのバンド・コンテストで優勝後、自国だけでなく、カナダ、そして、もうすぐ日本の東京にロック・ハリケーンを巻き起こす!

about FINLAND FEST
2005年開催にFINNISH MUSIC DAYSとして初開催、2007年にはFINLAND FESTと名前を変えながら、徐々にFINLANDのメタルに焦点をあてたイベントとして成長。これを受け2010年開催時にはFINLAND FEST –METAL ATTACK-と題しメタル・アクトに絞ったラインナップで、初のSOLD OUT公演となった。

そして2011年には開催以来初めて日本からのゲスト・アクトを迎え、日本とフィンランドの交流という新たな方向の模索も開始。またこの2011年開催もSOLD OUT公演となり注目度の高さを証明した。2012年もFINLAND FEST-METAL ATTACK-の定着を感じさせる安定した動員で、それに応えるべくアーティスト達も白熱のパフォーマンスを見せた。2013年はヘッドライナーにNIGHTWISHを迎え、話題をさらったTURISAS、そしてイベント出演を経て2013年のLOUD PARK出演の座を掴んだMOKOMAなど、より大きなステップへ向かうチャンスの場としてこのLOUD & METAL ATTACK=FINLAND FESTの目的がひとつ結実したといえる。
そして今回迎える2015年のLOUD & METAL ATTACKは、SONATA ARCTICAをヘッドライナーを迎えての開催となる。

FINLAND FEST archives
■2005年
METAL SHOWCASE 5/12(木)@LIQUIDROOM acts:TWILIGHTNING/TO DIE FOR/ENSIFERUM/KIUAS
ROCK SHOWCASE 5/14(土)@原宿ASTRO HALL acts:THE 69 EYES/DEEP INSIGHT/TIGERBOMBS/BOOMHAUER
■2006年
METAL SHOWCASE 5/24(水)@LIQUIDROOM acts:NORTHER/AMORAL/PAIN CONFESSOR POP/ROCK SHOWCASE
5/26(木)@duo MUSIC EXCHANGE acts:PRIVATE LINE/MUMMYPOWDER DON JOHNSON BIG BAND/SLOW
■2007年
5/25(金)@LIQUIDROOM acts:STRATOVARIUS/APOCALYPTICA/VON HERTZEN BROTHERS/THE CRASH
■2008年
5/29(木)@LIQUIDROOM acts:ARI KOIVUNEN/LOVEX/NEGATIVE/STURM UND DRANG
■2009年
5/29(金)@LIQUIDROOM acts:CARMEN GREY/SUNRISE AVENUE/NAKED/INDICA/TV OFF STALINGRAD COWGIRLS/TOP BILLIN/GUEST PRESENTER: MICHAEL MONROE
■2010年
5/29(土)@LIQUIDROOM acts:POISONBLACK/TAROT/TURISAS/BEFORE THE DAWN
■2011年
5/28(土)@LIQUIDROOM acts:KORPIKLAANI/LAPKO/MYGRAIN/MOONSORROW special guest:OUTRAGE
■2012年
5/26(土)@LIQUIDROOM acts:AMORAL/INSOMNIUM/PROFANE OMEN/SWALLOW THE SUN special guest:ANTHEM
■2013年
5/25(土)@STUDIO COAST acts:NIGHTWISH/TURISAS/MOKOMA/JESSICA WOLFF/LIV MOON/OMNIUM GATHERUM
■2014年
5/24(土)@STUDIO COAST acts:AMORPHIS/VON HERTZEN BROTHERS/STAM1NA/ARION/THE BLANKO/Jupiter