2001年、グラム・ポップ系プロジェクトPACIFICOと共同EP『Copeland/Pacifico』をリリース。収録の3曲が評判となり、南カリフォルニア で若手エモ/パワー･ポップ系アーティストを多数抱える新進インディーズ・レーベルTHE MILITIA GROUPと契約。フロリダからジョージア州 アトランタへと移り、デビュー作のレコーディングを開始。

2003年3月、1stアルバム『BENEATH MEDICINE TREE』をリリース。デビュー作らしからぬクオリティがインディーズ/オルタナティヴ・ロッ ク･シーンに衝撃を与えた。彼らは決してスタジオにこもるタイプではなく、その後1年以上をツアーに費やしている。2004年8月には、カ ヴァーEP『KNOW NOTHING STAYS THE SAME』をリリース。ここでは、スティーヴィー・ワンダー、カーリー･サイモン、フィル･コリンズ、ビリー･ジョエル、BERLINといったポピュラー系アーティストの楽曲が収録されており、コープランドの幅広い音楽的バックボーンの一端が窺える。

2005年3月、ドラマーをジョン・バックリューに替え、バンド・サウンドを強めた2ndアルバム『IN MOTION』をリリース。2005年3月には日 本のOCEANLANEとのカップリング･ツアーで初来日を果たし、ギター・オリエンテッドなステージでファンを魅了した。

2006年8月、SUMMER SONIC 06で再来日し、東京のISLAND STAGE、大阪のCOSMO STAGEに一陣の涼風を呼び込んだ。その後、 東京単独公演も行う。そして米コロムビアに移籍。10月に3rdアルバム『EAT, SLEEP、REPEAT』をリリース。叙情味を増したこのアルバム を携え、2007年5月には旧友でもあるANBERLINとのカップリング･ツアーで3度目の来日を行う。直後の7月に、オリジナル･メンバーのジ ェームス･ライクネス(b)が脱退、現メンバーのブライアン･ローレンソンが加入。2007年11月、古巣THE MILITIA GROUPからからレア･ト ラック＆未発表トラック集『DRESSED UP & IN LINE』をリリース。

米コロムビアとの契約を友好的に解消し、自分達のサウンドを追求できる環境を検討した結果、2008年、EMI傘下・シアトルの名門ロッ ク･レーベルTOOTH & NAIL RECORDSへ移籍。過去3作での成長が結実し、深みと透明感を増し、祈りにも似た至高の作品が完成した。 COLDPLAYやSIGUR ROSにも通ずる、アート志向で感情を静かに強く揺り動かす楽曲の数々。アーロン・マーシュが紡ぐ、美しい陰りに満 ちた歌詞。10/14に海外リリースされたこの4thアルバム『YOU ARE MY SUNSHINE』は、早くも輸入盤から感動の波が広がり、Billboard 誌TOP 200チャートで48位初登場（11/1付）。2009年1月14日には待望の国内リリースを果たした。

しかし2009年10月、バンドは解散を表明、2010年1月には、自国アメリカでの解散ツアーを2010年3月～4月にかけて行うことを発 表。日本でもファン待望のツアーが5月に決定した。