ザ・ストーン・ローゼズ 私の1曲

いよいよ来日!ザ・ストーン・ローゼズの来日公演を来週に控えミュージシャン、音楽関係者からコメントが到着!
ローゼズの思い入れのある1曲、影響を受けた曲を語っていただきました。
ファンの皆さんもそれぞれの1曲をシェアして来日公演に向けて盛り上がりましょう!


ロッキング・オン
山崎洋一郎


I Wanna Be Adored

シングルで期待が高まっていたところにイギリスから編集部に届いた、彼らのデビュー・アルバム。それをターンテーブルに乗せて最初にこの曲のイントロが流れた時の感動は今でもリアルに思い出せる。なぜこのリヴァーヴ感なのか、なぜ四つ打ちのキックなのか、なのになぜ横揺れのサイケ感なのか、ピッチは少しずれているのになぜこんなにハーモニックなのか、、、、疑問だらけなのになぜか全てが成立している、ストーン・ローゼズの魔法に圧倒されたのを憶えている。

ザ・サイン・マガジン・ドットコム
クリエイティブ・ディレクター

田中宗一郎


One Love

状況的にもバンド内の結束としてもローゼスが向かうところ敵なしだった89年を経た、90年に唯一リリースされた7分44秒のシングル曲ですね。“フールズ・ゴールド”を経て、完全にモノにしたバーナード・パーディ風のファンク・サウンド。タイトルにしろ、“フールズ・ゴールド”のようにヴァースだけで勝負するのではなくビッグなコーラスを持ってきた曲構成にしろ、明らかにアンセムを作ろうという前のめりの姿勢がある。そうした諸々が今聴くと少し気恥ずかしくもあるものの、無敵のローゼスと言えばこの曲だと思います。でも、ライヴではやってくれないんですよね。やっぱりやれないのかな。やって欲しいです。演奏ボロボロでもいいから。

ザ・サイン・マガジン・ドットコム
編集長

小林祥晴


All For One

意外に思う人が多いかもしれませんが、2016年にマンチェスターのエティハド・スタジアムでストーン・ローゼズのライヴを観た時、22年ぶりの新曲“オール・フォー・ワン”は間違いなくハイライトのひとつでした。そのキャリアに歴史的な名曲しか残していない彼らにとって、“オール・フォー・ワン”はぎりぎり及第点というのが大方の感想のはず。しかし、その単純明快で高揚感に満ちたメロディは大会場でこそ映える。スタジアム・バンドとなった今のローゼズにこそ必要とされていた曲だったのです。実際、エティハドに集まった約6万人の大観衆は(リリースから一ヶ月余りだったにも関わらず)この曲を目一杯にシンガロングし、新たなローゼズのアンセムへと生まれ変わらせていました。武道館でもこの曲のポテンシャルを最大限に引き出す大合唱が聴けることになるのでしょうか?

ねごと
Guitar

沙田瑞紀


Fools Gold

もうすぐローゼズ来日だね。そわそわしていろいろ聞き返しておりますが、何周してもFools Goldのグルーヴはやっぱりすんごい。シンプルなんだけど、みるみるビートにのまれていく。楽しみだな。

シンガーソングライター
曽我部恵一


Sugar Spun Sister

ストーン・ローゼズ、俺の一曲選ぶとすれば、、、う〜ん悩むところだが、、Sugar Spun Sister!
初めて聴いたときから今も変わらずキュンキュンくるのです。


音楽番組MC
奥浜レイラ


I Wanna Be Adored

ローゼズのステージを初めて生で観たのは2012年のフジロック。 ヘッドライナーとして姿を見せた瞬間のあの熱狂は忘れられません。一曲目、歓声の中から聴こえてくるイントロに思わず「ほ、本物だー!」と叫んだこと、ライブの最中ずっと多幸感に包まれていたことを、曲を聴くたびに思い出します。ローゼズは私に新しい価値観を授けてくれたバンドです。 哀愁漂うMade of Stoneや、大名曲のWaterfall、明け方にBBCのRadio 1で聴いたAll For Oneなど好きな曲は絞れません。あのグルーヴに早く飲み込まれたい!

CORNELIUS
小山田圭吾


Fools Gold

1990年にロンドンに行った時に、友人の家で聞かせてもらいました。
醒めた感覚の、ミニマルなファンクがとても新鮮で、今も大好きな曲です。

Venus Peter
沖野俊太郎


She Bangs the Drums

89年、NYのアパートでstone rosesの”she bangs the drums”がラジオから流れてきたその瞬間を今でも鮮明に思い出せる。何なんだこの感覚は!?って速攻アルバムを買いにG・ヴィレッジのレコ屋まで走った事も。で、3ヶ月後にはロンドンに移住してた。


ジョー横溝


I Wanna Be Adored

正直言うと、マッドチェスター・ムーヴメントはそれほど聴きまくったわけではないんです。それでも縁あって、09年にイアン・ブラウンがイベント出演で来日した際にインタビューをしました。もの凄いナイスガイで、そのままイアンが出るイベントを観ました。オペラハウスでのイベントで、静かな演奏が続いていたのですが、イアンが登場する会場の空気が瞬時にチェンジ。しかもいきなりストーン・ローゼス1stアルバム1曲目の「I Wanna Be Adored」を演奏!オーディエンスは一気にハイテンションに。もちろん、僕も自然とサビの♪I Wanna Be Adored~♪のを口ずさんでいて、この曲の深さを痛感しましたね。終演後も楽屋のイアンに挨拶。「I Wanna Be Adored」が素晴らしかった旨を告げると本人も大満足の様子。でも、やはりストーン・ローゼスの演奏で聴きたいのが本音。その後、ストーン・ローゼスのライヴに行く機会がなかったので、今回の来日公演で実現させたい「I Wanna Be Adored」ストーン・ローゼス演奏生体験。あのイントロから確実にトリップ出来そう!!


jan and naomi/GREAT3
Jan Urila Sas


Waterfall

僕が16歳の春、暖かい日差しの中でStone RosesのWaterfallが僕の耳に届いた瞬間を今でも良く覚えてます。 優雅に心を奮い立たたせ、優しく革命を煽るこの名曲は、青い僕の魂を鷲掴みにし、赤い僕の血に、歌を作る喜びを滲ませながら 高い高い空の中に消えてきました。それから10年、僕の街にStone Rosesが降ってくると知って、高い空を見上げる毎日が続いてます。 四月二十二日、美しい空の広がる武道館で踊りましょう。


Heavenstamp
Sally#Cinnamon


Sally Cinnamon

私のSally#Cinnamonというアーティストネームは、The Stone Rosesの2ndのシングル『Sally Cinnamon』から拝借したものです。 名前を考えるとき、「サリーシナモン」という響きがとても素敵で気に入ってしまい、さらにはスイートなサウンドとメロディの虜になり…。 なにより、一見恋人への甘い賛美に見えて、裏の意味がありそうな歌詞にも惹かれました。 決定的だったのは「君は何で出来ているんだろう。砂糖なのかスパイスなのか、何にせよ最高だ」という一節。 バンドのフロントマンとして、時に甘く、時に刺激的で最高な存在になりたいと思ったのです。 この作品に、またイアン・ブラウンの存在に、表現者としての影響を受けています。


George Williams


I Wanna Be Adored

名曲がありすぎて、選ぶのがむずかしいけど、あえて1曲選ぶなら、 1枚目のアルバム「The Stone Roses」の1曲目、I Wanna Be Adoredかな。 1stアルバムが出た時、僕は日本に住んでたんだけど、この音を聞いた瞬間に、 イギリスに行って、生で見たい!現地で聞いている若者と空間を共有したいと 感じた。そう感じるって、その時代を代表するバンドの証拠だと思うんだよね。 グランジが出てきた時はシアトルで生で見たい・・・70年代のパンクもロンドンで 体感してみたかった・・・それと本当に同じ感覚。 まさに、その時代の文化・カルチャーを作り上げたバンドだと思う。 本当に再結成して欲しいと思っていたバンド。


渡辺麻耶


Elephant Stone

この曲を聴くと「SONIC MANIA」でのライブが鮮明に蘇ります。 出だしから大合唱だったI Wanna Be Adoredからの「Elephant Stone!!」。 密かに期待していましたが、「キタァ〜ッ!」と大興奮。 学生時代、ライブはもう見れないんだろうなと思っていましたが、生で聴けて本当に嬉しかった・・・。 その後もお客さんは大波のごとくステージへ押し寄せ、どんどん熱量が上がる深夜のROSES PARTY。 ジョン,マニ,レニをバックに歌うイアンと共に、みんなが歓喜し、歌い、踊る。 飛んでくるタンバリンをキャッチしようと揉まれても、痛みなんて感じない多幸感でいっぱいでした。 幸せを噛み締めたステージを、もう一度。

lovefilm / the telephones
石毛輝


How do you sleep

ストーン・ローゼズの中で好きな曲はたくさんあるけど、僕の中ではSecond Comingに収録されている「How do you sleep」がすごく好き。 10代の頃、よく落ち込んでいたんだけど、その時にこの曲をよく聴いていた気がします。 いわゆるローゼズっぽい曲ではないかもしれないけど、僕の中では間違いのない名曲。 これからもずっと聴き続けると思います。


DJ / Producer
電気グルーヴ

石野卓球


This Is the One

いよいよ明後日!楽しみ!「ストーン・ローゼズ私の1曲」どれも大好きだけど This is the one! まさに これだ!